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【おしえてクルールドクター】むし歯と歯周病について

お口のトラブルの代表であるむし歯と歯周病。放っておくと、お口の中のトラブルだけにとどまらず、体のあらゆる場所に害を及ぼす可能性があるといわれています。どんな影響を及ぼすのかを、堀先生にお聞きしました。

 

Q1. むし歯と歯周病との違いはどのようなものですか?

むし歯は細菌が出す酸によって歯そのものが溶けて起こる病気です。痛みが出る、歯に穴が開くなど症状に比較的気づきやすいのが特徴です。一方、歯周病は細菌が出す毒素で歯を支えている歯肉や骨がダメージを受ける病気です。自覚症状に乏しく、気づいたときには大きく進行していることも珍しくありません。

 

Q2. むし歯が体に及ぼす影響を教えてください。

着色や小さい穴がある程度では全身に影響を及ぼすことはありません。しかし、むし歯が進行して痛みが出たり、歯が大きく欠けたりして食事がしにくくなると栄養状態が悪くなるため全身の健康に影響することがあります。
また、むし歯がひどく進行した結果、顔が大きく腫れるほど膿がたまり、高熱が出て、最悪の場合死に至ったケースも存在します。

Q3. 歯周病が体に及ぼす影響を教えてください。

歯周病が進行して歯を失うと、食べる効率が悪くなるため栄養状態が悪化します。
また、糖尿病の人が歯周病になると、糖尿病の症状が悪化するという報告があります。
妊娠中の女性が歯周病に罹患していると低体重児や早産の危険性が高くなることが指摘されています。

Q4. 大体何歳くらいから歯周病になるのでしょうか?

一般的には20代くらいから歯周病に罹患する人が増え始め、40代後半以降では歯を失う原因の半数以上が歯周病だと言われています。歯周病の前段階ともいえる歯肉炎は10代の子どもも多く罹患しています。

Q5. むし歯や歯周病を予防する方法を教えてください。

むし歯の予防には歯みがきも大切ですがそれ以上に重要なのは「規則正しい食生活を送ること」と「糖分の摂りすぎを控えること」です。また、フッ素(フッ化物)を家庭での歯磨剤や歯科医院での塗布などで上手に利用することも効果的です。歯周病の予防で大切なのは、細菌の塊である歯垢(プラーク)を残さないことです。歯ブラシを上手に当てることはもちろんですが、デンタルフロス(糸ようじ)等の補助的清掃用具も積極的に使うと良いでしょう。タバコには歯周病の危険度を引き上げる作用があるため、お口の健康が心配であれば禁煙されることをお勧めします。

 

とても参考になるお話、ありがとうございました。むし歯と歯周病を防ぐ為にも定期的に歯科医院に行くことが大切ですね♪

 

ニコ小児歯科医院
札幌市北区拓北2条2丁目8-11
TEL/011-802-9205 ホームページ/https://nikodent.jp/

 

【診療内容】小児歯科■虫歯の治療・予防、噛み合わせの治療、
歯の外傷(けが)に対する処置
過剰歯(余分な歯)の抜歯、唇や舌の小帯(ひだ)の異常に対する処置

【診療時間】火~金曜日 9:30~13:00/14:30~19:00
土曜日   9:30~12:30/13:30~16:00
日曜・月曜・祝日 休

【院長紹介】

ニコ小児歯科医院

院長  堀 稔(ほり みのる)

歯学博士
日本小児歯科学会認定小児歯科専門医

 

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