40代からのMAMAケア

更年期ナビ(2017年8月号掲載)

 更年期ってなんでしょう?

「更年期」「プレ更年期」「プチ更年期」
更年期はだれにでも訪れる、からだとこころの転換期。
まずは知識を身につけ、
「華麗なる加齢」をめざしませんか?

 

最近、TVや雑誌等で「更年期」「プレ更年期」「プチ更年期」なんて言葉がとびかっていますが、「更年期」ってなんでしょう?病気のこと?時期のこと?なんとなく50歳前後の人たちが「更年期」に当てはまるような漠然とした感覚ってありますよね?ところが、実際の外来には20〜30代の方でも生理不順があれば「更年期ですか?」って、来られることがあります。
更年期って病気なのでしょうか?閉経とは、卵巣に卵がほとんどなくなってしまい、生理が永遠に来なくなる状態です。本来、女性は卵巣からの2つのホルモンの働きで生理の周期を保っていますが、閉経すると、卵巣のホルモンの動きもなくなり、エストロゲンが欠乏します。
エストロゲンとは、女性ホルモンの一つで、女性が妊娠・出産するためにはなくてはならないホルモンです。エストロゲンが欠乏すると、脳からはエストロゲンをもっと出そうとする刺激のホルモンがより多く分泌されるようになります。
しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、ホルモンバランスの乱れが起こり、月経不順、顔のほてり、のぼせ、手足の冷え、動悸、めまい、抑鬱、不眠、頭重感、疲労感、肩こり、腰痛、関節痛、手足のこわばりなどの更年期症状を自覚することがあり、また、骨粗鬆症(骨がもろくなる)や高脂血症(コレステロール等が高くなる)など加齢に伴う疾患とも関連してきます。身体的、精神的疾患が
ないのに、その症状が日常生活に影響を及ぼすような場合、更年期障害と診断されます。
安全に治療を行うために、問診(更年期スコア)、血液検査、子宮頸部細胞診、超音波などの検査や産婦人科以外の科の受診(内科や精神科、耳鼻科、整形外科など)が必要なこともあります。
どんな治療法があるかというと、ホルモン補充療法(少なくなったホルモンを補う治療法)が基本となります。
さまざまなホルモン製剤が発売され、内服薬の他に、貼り薬や塗り薬の皮膚から吸収されるもの、腟剤があります。経皮吸収剤は脂質代謝(コレステロール等)や凝固系(血液の固まりやすさ)、心臓や血管への影響が少なく、主流になりつつあります。一方、皮膚がかぶれたり、夏にははがれやすかったりなどのデメリットもあります。また、主な症状が腟乾燥感や性交障害のみの場合には腟剤が使われます。漢方薬や抗不安薬、抗うつ薬、心理療法などもあります。
治療を開始する時期は、心・血管疾患の予防という観点からは、閉経後10年以内に開始し、治療期間は10年未満が望ましいとされます。乳がんに関しては5年未満のホルモン補充療法では危険性の上昇はありません。
どのような症状を治療、あるいは予防したいのか、また個人が抱えるリスクによって、薬の種類、投与経路、投与方法が異なります。女性の平均寿命が86歳となった日本では更年期は人生の半ばです。これまでの過ごし方を振り返り、これからの行く末を想う、とてもいい機会なのかも知れません。更年期の専門家である「女性医学学会認定医」とも相談の上、「華麗なる加齢」を目指してください。

はやしたくみ女性クリニック

【診療時間】
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〃     14:00~18:30
木曜日     9:00~12:30
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の組み合わせは?などサプリメントアドバイザーがカウンセリングを行っています。

 

はやしたくみ女性クリニック
院長 林 巧先生

はやしたくみ女性クリニックでは、従来からの“婦人科・産科”の保険診療はもちろん、点滴療法・サプリメント指導を始めとする、身体の内側からの抗加齢(アンチエイジング)医学を取り入れ、さらには、こころのケアも含めた、トータルヘルスケアをサポートするクリニックとして、年齢を問わず、全ての女性の“かかりつけ医”となり、
患者さまひとりひとりに合わせた医療を提供いたします。

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